melting days

傾いた砂時計 空っぽの窓辺に沈む夜明け
願うほど 溶けては消えた 夢はまぼろし

当たり前がいつしか当たり前じゃないと気付いたとき
側にある全てのものが愛しく思えた

瞬きの隙間 零れ落ちてく今日を見つめて

貴方のその温もりが 心に優しく降り積もる
ささやかな幸せ 確かな記憶 失いながら駆けた日々
いつか0に還るとき この日を思い出すでしょう
さよならの先に続く道で 新しい光に出逢えると信じたい

微睡 揺られ 無数の物語を乗せて 走る列車
ひとつずつ違う痛みを 胸に抱えながら

溜め息が白く空に溶けたら 明日を迎えに行こうか

まだ諦めきれない想いに一度蓋をしよう
手放した安らぎ 後悔の痕 それでも歩き巡る日々
飛べる翼はなくとも 足跡が道を作る
悲しみの先に もしも少しだけ 今日の僕を愛せたらそれでいい

最果 誰しもに等しく訪れる孤独を
白銀 淡く儚いから 愛しいのでしょう

貴方のその温もりが 心に優しく降り積もる
掛け替えない時を 重ね合わせて 涙浮かべて願った未来
いつか0に還るとき 貴方を思い出すでしょう
さよならなんてもう言わないから 振り向かず行くよ
Just, I'm alive in melting days.
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