晩秋

淡い光に 照らされながら
街に枯葉が 舞っているわ
あなたと別れて これからの季節
女ひとりでは 寂しすぎるわ
熱いコーヒー 飲んでもだめよ
心のすきまに 冷たい風が吹く

誰もそうなの 男の人の
愛を知ったら 弱くなるの
私もそうなの あの人に甘え
生きたあの頃に 帰りたいのよ
熱いコーヒー 冷めてくように
流れた時間は 戻って来ないのね

あなたの香りが 残ってる部屋で
今日も眠れずに ひとり泣くでしょう
道の落葉を ふみしめながら
どこへゆきましょう さみしい秋の街
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