Christmas for Fukinoto

ポケットのなか からっぽのまま
つまんだ愛は 冷えきったままだろう
きみのそうくつした もう隠したの
ほしいものが まだわからないの

さいごくらいは
思い出たちを吊るして
ブーツの底でこぼれていく

ふきのとうを食べるまでそばにいて
つぎの予定もないままにクリスマスでも
おーらい、もう言わない
おーらい、あどけない

ぼくだけに見せてほしかったけど
それなりさ健康にしてなよ
おーらい、もうあわない
おーらい

とおくはなれたチャイムも
うずまき管にせまってる
いつのまにかあなたを薄めていくのわかって

さいごくらいは
思い出たちを吊るして
ブーツの底でこぼれていく

らららら
×