夜空を蝕んで

孤独を歌った傷つかないように
君の見てる世界はどんな色

愛を歌った君が泣くようにと
でも気づけば泣いてるのは私のほう
許せないと歌った昨日の自分も
時が経てばどうせまた忘れるんだろ

後悔を歌え愛を歌え何度も声の奥
もう散々だと泣いた夜に茜が散っていく
うざったいな静寂がやけに煩いから
夜空蝕んで眠った

夢を語った「これで最後にしよう」
そう思えば思うほど遠ざかる
失くせないと誓った理想の自分も
時が経てばどうせ手放せてしまうんだろ

どれだけ美しく咲いても
摘み取ってしまったら枯れてしまうから
せめてほんの少しでいいから
分かって欲しいんだよ
分かっていたいんだよ
君を
変わりたいんだよ
変わりたいんだよ
信じたいんだよ
今は

後悔を歌え愛を歌え何度も声の奥
もう散々だと泣いた夜に茜が散っていく
不安だった静寂は朝に消えていくから
夜空蝕んで眠った
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