海辺のまち

あなたは揺れる 海辺のまちを横切るバスでまどろむの
退屈ばかり持て余して じゃれあうことも今は遠く

話したいことがあったはずなのに
顔を見たら忘れてしまった

やわらかな光
言い訳ばかり考えてた
心の隙間から わたしのこと見えているの

あきらめばかり選ぶ夜の底
いつの間にか 似合うようになった

やわらかな光
遠目で追いかけてた
昔にすがることほど 悲しいことはないね
やわらかな光
さわれない 愛おしい鼓動
いつか 何もかも捨ててから まっさらで話したいよ
海辺のまちは遠く
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