ネグローニ

「少し苦手な味なの」
苦笑い 赤くなる君
「無理はしなくてもいいよ?」
煽りでもなんでもないの
「大丈夫」と小さなピース
また優しく口に運ぶ
君に酔いしれそうだ

「弱いなんて思われたくないの」
そんなつもりは so ないの
だけど君はそうやって
強く笑ってきたんだよね
きっと君の相手は「僕以外の全て」だろう
少し寂しくなっちゃうな

Hey!いつかは あなたの
「大切」になれますか?
「いつもの」
そう言って頼むお酒は
僕はまだ知らないから
教えてよ

「すぐに酔いが回るの」
「でも名前は優しそう」と
少し舐めてかかる僕に君は笑って「ほらどうぞ」
少し白ワインの香り
苦さが奥に隠れてる
まるで君みたいだ

強いほうじゃないんだ 僕は
だからこそわかる感覚
これが君の好きな味と香りなんだろう
僕は甘いものばかりだったみたいだ
少し遠い気がした

Hey!いずれは あなたと
「最高」になれますか?
「いつかね」
そう言って頼むお酒は
僕にはねまだまだ早いみたい

回る回る世界
君と僕の間に
離れていく世界
グラス1つでわかる
「少し苦手な味だ」
苦笑い 赤くなる僕は
君を追いかけた

回る回る世界
君と僕の間に
離れていく世界
グラス1つでわかる
あなたの好きな味は
僕の嫌いなネグローニだ
君を追いかけた

Hey!いずれは あなたと
「最高」になれますか?
「いつかね」
そう言って頼むお酒は
僕にはねまだまだ早いみたい

Hey!いつかは あなたの
「大切」になれますか?
「いつもの」
そう言って頼むお酒は
僕はまだ知らないから
教えてよ

回る回る世界
君と僕の間に
離れていく世界
グラス1つでわかる
回る回る世界
君と僕の間に
離れていく世界
グラス1つでわかる
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