国内線ターミナル

こんなとこまで 追いかけて来て
馬鹿ねあなたは ひどいひと
わざと冷たく 別れて行こうと
涙をかくした 私なのに
夜間飛行で 高知の空へ
身を焼くこの恋 さよならするの
ごめんね ごめんね もう疲れたの…
あなたの胸には 戻れない

つらい未練が 残らぬように
嫁ぐ話を したのです
本当にその男(ひと) 愛しているのか?
聞かれて何(なん)にも 言えなかった
土佐の夕凪 茜の空に
小さな幸せ ほしいだけなの
ごめんね ごめんね 恨んでいいわ…
あなたの部屋には 帰らない

あなた以上に 愛する人は
これから先にも いないでしょうね
ごめんね ごめんね 忘れてほしい…
あなたのもとから 旅立つわ

わたしの明日へ 旅立つわ
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