青鷺

変な形の 某生き物
どうせもう逢うこともないからさ
追いかけた
追いかけた
ひみつを隠して逃げてしまったの
追いかけたら
そこに遠くを眺めるアオサギがいた
追いかけて
追いかけて
もしかしたら僕ら
枯葉の流れに耳を澄ませば

うそくさいまま いられたら
まだ ぼんやりと過ごせたなら

もう行かなきゃ

仕事を忘れて音のなる方へ
手招きをしてた
君の透けてる未来にアオサギをみた
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