あなたが生まれた日に

早起きだけは いくつになっても
慣れないな どうしても

眠い目を擦りながら顔を洗い 歯を磨く

そして、しゃんと背を伸ばしても
また、すぐ忘れてしまう

私が生まれたのは早朝のことらしい

それは誰かのありふれた憂鬱な朝
でも、あなたにはどう見えただろう

私が生まれてからいつか尽きるまで
そんな瞬間にどれほど出会えるだろうとか

なんとなく思ってみたんだ
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