もっと 遠くへ…

真白な 花びらが 遊歩道に踊ってる
街灯が揺れていた 都会の空は春おぼろ

大切なことはいつだって 目に見えないけど
響きあう胸のときめきは 確かに感じてる

やわらかな春の風が そっと耳たぶ撫でるよ
傷ついたり 傷つけたり 人は何故 別れるの

全てを失ったとしても 守りたいものがある
誰かを求めてゆくことは イケナイコトですか

永遠の地図を広げ 奇跡の海へ あなたと二人きりで漕ぎ出したい
このまま もっと遠くへ もっと遠くへ
あなたと輝く星になりたい

放課後のグラウンドに 転がった紅い夕焼け
まぶたを閉じれば あなたの笑顔浮かぶよ

ちいさな頃には 月にさえ手が届くと信じた
二人のココロの きずなまで だれも たち切れない

この街の片隅で 今 ちぎれた愛を そっと掌の中 あつめている
それぞれの悲しみと
それぞれの情熱と
あふれだす あなたへの愛しさと

永遠の地図を広げ 奇跡の海へ あなたと二人きりで漕ぎ出したい
このまま もっと遠くへ もっと遠くへ
あなたと輝く星になりたい

走っても 走っても 追いつけない
新しいこの時代に 勇気をください
数えきれないほどの 痛みの波を あなたと手をつないで泳いでゆく

永遠の地図を広げ 奇跡の海へ あなたと二人きりで漕ぎ出したい
このまま もっと遠くへ もっと遠くへ
あなたと輝く星になりたい
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