冬の森

窓のむこう 積もる時をながめては
冷たいこのベッドで 朝を迎えてきた

僕は君に 君の髪にふれるまで
いつか哀しみだけ 愛しはじめていた
白い雪がこのごろ 溶けてゆく
深く心の 片隅で

遠い遠い冬の森を 歩いてた
僕はひとり何を 探してたのだろう
白い雪がこのごろ 溶けてゆく
深く心の 片隅で
君の目に春の空 忘れかけた静寂(しずか)な湖畔(うみ)

あの日君に 君の愛にふれるまで
僕はひとり何を 探してたのだろう
ひとりきりで
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