愛の言葉

今の僕には何もない
君に贈る指輪もない
君に聞かせる歌もない
気のきいた愛の言葉もない
「何もいらない」君はそう言うけど

だから
今 君に花を贈ろう
短くて深い愛の言葉を
とっておきの場所へ君を連れていこう

君に指輪を贈るよ
共に眠り共に目を覚まそう
僕を動かした歌を歌うよ

La la lalalala la
La la lalalala la
la la la

小さな火を君は灯して
いつも僕を暖めた
それをいくつも集めて
ここまでやってきたけれど
君のために 僕は何をした?

誰かのために笑うこと
誰かのために泣くこと
誰かのために守ること
誰かのために生きること
それがきっと 強くなるということ

燃え上がる火は
知らないうちに何かを灰にした
やがて生まれた 愛の言葉

高く晴れ渡る春の空は
汚れた風にも負けずに青くて
この街にもこんな空があるんだね

この街で二人暮らそう
喜びも悲しみも包みこんで愛に変えよう
僕は歌うよ

La la lalalala la
La la lalalala la
La la lalalala la
La la lalalala la
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