幻の手

アナタの優しさを 愛と信じたかった
想い出を夢にすり替えて
臆病な心慰めた… 温めた…

煙草をもみ消すように 偽りをかくしてた
有りのまま見せたなら きっと
背を向けて遠去かる そんな気がした
朝もやに消える幻になりそうで…

求め過ぎたから 手のひらに溢れる涙
アナタにしがみつくだけじゃ
ぬくもりさえ色褪せること 解っているわ
何もかも包み込んでしまうような 微笑から
束の間離れてみたいの
一人でも歩いてく 手段を探すわ
胸にアナタの影を忍ばせて…

胸につのる想いを忍ばせて
確かな愛をこの手でつかみたい
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