恋愛感染経路

夜中、無性に会いたくて
裸足じゃないけど
誰もがふりむく必死な形相で
さすがに痛かった

「実はお互い傷つけてた」
なんてうそ放り投げ
あ然…明日もずっと
いると思ってたのは私だけ?

「刺激満たすために
きみを利用する
よほどつらくなければ
愛をささやきもせず
手招きもしない
それは面倒だから。」

涙、私が流すけど
本当に泣くのは君だね
ラインをひかせてもイビツで
とぎれていらだつ

ひどい奴になりたいはず
なんてないのになぜか
かなり八つ当たりで
自分削り君に傷負わす

たまに可愛い笑顔してれば 満足
歩み寄られ 不機嫌
これも見過ごしたら
次のステージが
準備されてるだろう

…夜中、会いたくなって
駆け出すなんて
今じゃ考えられない
泣いてくすぶり
起きた朝に見る空は
どうして青いの?

軽く罪を背負う
だけど目は笑う
奔放に踊りだす

期待させることで
昔のあの人の気持ちが
よく分かる…

「刺激満たすため
きみを利用する
…そんな態度がブレる
愛を装うことで本物に変わる
そんなときもあるでしょう?」
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