泣きたい気持ち

泣きたい気持ちだよ
僕は一人きり 風に吹かれ 肩が少し震える

影が伸びた 街のCafeで
一人ほおづえついて
人も店も 変わっていない
いつもの夕暮れさ けれど
足りない風景がある
目の前の席
もう君はいない

泣きたい気持ちだよ
僕は一人きり あふれてくる涙はもう
何も言わないけれど
せつない秋が来て
胸を叩くのさ 一人でまだ いるほど強くないと

どこが好きと 聞かれた時
何も言えない僕で
だけどきっと お互いだけが
世界中で分かりあえたはずさ
もうすぐ君の誕生日
欲しがってた 指輪
ケースから消えた

泣きたい気持ちだよ
二度と帰れない 君が笑う夏の写真
捨てきれずに残している
ひとりの夜にまた
戻っていくのさ 今になって 素直な涙知った

泣きたい気持ちだよ
僕は一人きり 風に吹かれ 肩が少し
寂しさに震えている

泣きたい気持ちだよ
僕は一人きり あふれてくる涙はもう
何も言わないけれど

泣きたい気持ちだよ
二度と帰れない 君が笑う夏の写真
捨てきれずに残している
ひとりの夜にまた
戻っていくのさ 今になって 素直な涙知った
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