恥じらってグッバイ

期待なんてものに誓った
泡が立っただけで困った
歩きながら水を飲んだ
足りない 足りない 足りない

仕上がってしまった心は冷えきって
温度を求めて飛び出した
怖がらないで寄り添って
私の期待も受け取って

恥じらってグッバイ
お別れだって
水飛沫弾いたけれど
もう一度グッバイ
誰もいないの
濡れてもいいよ
そんな人はいないの
グッバイ グッバイ

身近な人に歌った
グレーな気持ちをサラッと
泣き出しそうな季節が
変わりそうな音を拾った

あなたのようになりたいの
夜目にも淡く映った

恥じらってグッバイ
お別れだって
水飛沫弾いたけれど
もう一度グッバイ
誰もいないの
濡れてもいいよ
そんな人はいないの
大人になって
本当を知って
回り回るうち気付いた
恥じらってグッバイ
別れの向こうに
あなたみたいな光が差すはずよ
だからグッバイ

ラララ

水面のようだ
私はそうだ
胸に秘めた波を外に
伝わったグッバイ
始まったようだ
やっと私は
季節に顔向けが出来そうだ
歌えそうだ
飛び跳ねながら歩いた
恥じらってグッバイ
もう一度グッバイ
期待などは最初から泡だとも
知った
グッバイ
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