タイム

いにしえの石畳の道が
ほのかな明かりに照らされてる
悲しみに暮れる瞳のように

光が過ぎ去った空に
一人残された星よ
見えない明日に向かうため
本当の孤独を教えてほしい

ざわめきを背に臨む川面に
絶え間ない灯火がゆれてる
移りゆく日々を数えるように

眠らない街の中で
どこにも帰れない影よ
白いモルタルの壁に
恋人のように寄りそって欲しい

悲しみに暮れる瞳のように

はるか遠い海の上の
風をつかまえた鳥よ

光が過ぎ去った空に
一人残された星よ
見えない明日に向かうため
本当の孤独を教えてほしい
×