京都花見小路

鳴り響く 鐘の音
古都(こと)の祇園に ネオンが灯(とも)る
琥珀色した グラス片手に
女がそっと ささやくカウンター
恋の始めから 終わりが始まるわ
あぁ…あぁ 花見小路は 女の街よ

頬ぬらす 高瀬川
川も泣かすか 男と女
優しい顔は 女の淋(さみ)しさ
今夜だけでも とことん呑ませてね
夢で良(い)いのです 腕の中で眠る
あぁ…あぁ 花見小路は 男の街よ

夕暮れの 嵐山
肩を抱かれて 貴方と歩く
つかの間の愛 嬉しかったわ
女に生まれ 良(よ)かった本当よ
空が燃えて行(ゆ)く 私の心にも
あぁ…あぁ 花見小路は 二人の街よ
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