Rain

真夜中に光る影
憎んでた優しささえも
雨降りの交差点
走り去るゆっくりと

絡み合う指 重ねたキスが
いつもより虚し過ぎて
ざわめく心 溜め息の闇

孤独を知ってた二人なのに
孤独の風の中 消えて逝く

朝を待つ 抱き合い
泣いていたその頬に
触れながら 苦しくて
月の影に逃げ込んでる

濡れた瞳と艶めく髪に
愛しさを遮れずに
錆びてく心 もう戻れない

孤独に泣いてた二人なのに
孤独の波の中 溺れてゆく
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