一生人生

空は見上げるほど青く映り揺らぐ
風は委ねるほど遠くへ運んでくれる

嫌われる勇気があったら
あの人はまだ笑顔だったのかな
私はまだ幼いままで過ちを数えている

信じてた人はいなくなり
景色は滲んだ灰色になった
何を食べても味がしない 枕を濡らしていた

別れ揺蕩う度 心も酷く揺れる
期待すれば人は裏切り離れてゆく

それでも私は美しい人たちの中を
泳いで生きている
これまで失ったたくさんを抱えて泳いでいる

「意外と他人は君のこと考えてないし大丈夫だよ」と
それを私の答えにした

まだやめないよ信じること あの日々たちが
小さな愛に気づける瞳をくれたから
歩けそうだ

空は見上げるほど青く映り揺らぐ
風は委ねるほど遠くへ運んでくれる

空色が変われば心の色も晴れる
裏切られてもまだ人を信じていたい
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