遥か未来の君へ

朝寝坊した
日曜の午後
日だまりで遊ぶ子供たちの
汚れない笑い声

この日常は
永遠じゃない
悲しみの雨は世界で
今日も降り続いてる

何もできない無力さに
足はすくむけれど

僕らは種を捲き続ける
希望という名の種を
遥か未来の誰かの為に
まだ見ぬ誰かの為に

君を抱き寄せ
眠りにつく頃
憎しみの影がそこまで
忍び寄ろうとしてる

例えそんな日が来たって
君を守りたい

踏まれたら潰れてしまう
儚い草花たちでも
やがて森になり
大地を覆うだろう

焼けた野原を
乾いた砂漠を
力強く
突き破って

僕らは種を捲き続ける
希望という名の種を
遥か未来の誰かの為に
まだ見ぬ誰かの為に

僕らは種を捲き続ける
希望という名の種を
遥か未来の誰かの為に
まだ見ぬ誰かの為に

まだ見ぬ誰かの為に
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