いばら道

咲かずじまいの 夢を捨てれば
あとからおまえが 拾って歩く
なにを好んで この俺と
さだめ重ねる いばら道
その手に乗せたい 倖せひとつ

いつかあなたの 時代(とき)が来るわと
励ますおまえの その目に負ける
よくぞここまで ついて来た
時につまずく いばら道
転ぶも起きるも 二人は一緒

泣いていたのか 俺に隠れて
気づかぬふりして 背中を抱けば
向ける笑顔に また惚れる
あかり探して いばら道
苦労の分だけ 花咲く日まで
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