窓から吹き抜ける風
コルクボードに貼られた6月の
カレンダーめくろうと揺らしている
降り注いだ雨に草木はぐったり
なんだか泣きそうになってる

雨が呼んだ破れた心
それでも歩幅気にして歩いた
声は聞こえない
錆びてしまった
知らないシーツで迎えた朝

crier...
大事なものはすぐそばに
crier...
空が晴れても離さないで

はったりばかりの隣のマダム
横断歩道をゆっくり渡る
お高いカーディガン羽織って
行きたいとこって欲しいものって
どんな味だっけ

雨が呼んだ錆びついた心
それでも右肩濡らして歩いた
声は聞こえない
折れてしまった
まだ、まだ、まだ、守りたかった

crier...
大事なものはすぐそばに
crier...
ここにいるから取りに来て
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