晩秋

乱れた後の空しさ
まるでそんな感じ
すべてが遠くぼやけて見える
僕らは泣き叫ぶ
この儚さゆえに
感情すらもなくなるくらい

晩秋の夕焼けにひと吹き
切なさに揺れた コスモス

恋だとか愛だとか言う前に
この空を見上げなさい
なぁ ちっぽけだろう
君の悩みなんてそんなもんさ

果てしなく続く道
無我無中の旅
自画自賛でひたすら走れ
明日は光り輝く
照れ笑いも隠さず
黄金の夜を両手にかかえ

雨だれのベランダにひと雫
おぼろ月が涙に濡れた

嘘だとか本当だとか言う前に
この空を見上げなさい
なぁどうでもいいだろう
僕らの夢なんてこの程度さ

不思議な世界だ
甘く辛いチョコレートか
なんてセンチメンタルだ
いても立ってもいられない
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