君よ 君よ 君の。

君が向かいで
目尻をさげて微笑む姿は
この世の穢れが
一瞬で消えたと錯覚する程で

お願いだから君よ
何も変わらないで

君よ笑って
ただ笑って
澱みを流す、君の笑顔は。

見上げた心は一面の朧雲
そこに吹く一陣の風は君。
見る間に青空へ

君が隣で
寝息をたてて眠る姿は
この世の穢れが
一瞬で消えたと錯覚する程で

お願いだから君よ
何も変わらないで

君よ生きて
ただ生きて
澱みを流す、君の息吹きだから。

君よ生きて
ただ生きて
僕の喜びは、君の息吹きだから。
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