Canaria

風に踊るは 桜の吹雪
散りゆく若さが 花びらになる
あなたの言葉 その一語(ひとつ)一語(ひとつ)を
Ah 抱き締めながら 生きている
春が来て 夏と秋が過ぎて 冬が終わり
また春が来て 僕はひとり
あの日 何も言わずCanaria Canaria
突然にいなくなってしまった人
だから声を嗄(か)らし叫びたい、叫びたい
忘れられない あなたの名前 ねえCanaria ねえCanaria

水に映った 真昼の月は
手を伸ばすたびに 壊れてしまう
しあわせだったと 気づかなかったのは
Ah 自分を憎んで いたからで…
優しさを 手にした瞬間すぐ ぎゅっと握り
離さないように すればよかった
いつか その笑顔をCanaria Canaria
もう一度見れる日が来るならば
僕の痛み全部 伝えたい、伝えたい
愛していた 愛している ねえCanaria ねえCanaria

今日の夕陽は 狡すぎて困る
赤く美しく空が燃え 胸に在る思い出まで燃え
逢いたい 僕を僕にしたのは 紛れもなくあなただった

(Canaria)あの日 何も言わずCanaria Canaria
突然にいなくなってしまった人
だから声を嗄(か)らし叫びたい、叫びたい
忘れられない あなたの名前 ねえCanaria ねえCanaria
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