ここにいない君へ

照り付ける太陽の下では この街の渋滞にイラつき
凍てついた風が吹く夜には 膝を抱えそして眠れずに
午後から降る突然の雨 持ち合わせた傘もなく Yeah
苛立った視線を下げ 僕は独り歩き日々ををもがく

今も時間どうりに乗れないバス 繋がらない電話に腹が立つ
急行の止まらない駅 そうとは知らずに乗り過ごし
少し落ち込んで陥る自己嫌悪 ネガティブな事ばかりを連想
声にならない気持の連呼 一杯でもう限度

波間をもがいて ふさぎ込む 何かに怯えて 深い夜
突如飛び起きて 満たされる あいたい気持ちで

痛くて 胸が痛くて 溢れ出る涙こらえ
寝れなくて また眠れなくて 口ずさむ「見えない雨」
会いたくて 君に会いたくて だけど「その先」へ進まなきゃ
いけなくて 僕の記憶の中で 安らかに眠れ

疲れすぎてテンパって「もう嫌」なんて愚痴りたくなるような
夜に誰かが言う「もう死にそうだ」そう容易く言わないで、どうか
教えられた人生の意味 笑顔で溢れた君がいた日々
目をつぶり呼び掛ける記憶に 僕の隣で笑う君
前進と停滞と後退 勝ち取った栄光と後悔
繰り返すのが人間ならば 諦めるのは早いまだ
「いつの日か」しかしその「いつの日か」はやってこないかもしれない
だから今 僕らは生きている

波間をもがいて ふさぎ込む 何かに怯えて 深い夜
突如飛び起きて 満たされる あいたい気持ちで

聞きたくて 声が聞きたくて 湧き上がる気持ち押さえ
恐くて 一人が怖くて 無意識に捜す君の影
その君が急に旅立って 感謝の気持が最後まで
言えなくて だから今、聞いて 安らかに眠れ

過した日々とまたその意味を
噛み締めて進め この道を
悲しみを乗り越え 意志を
受け継いで 今を駆け抜けろ
さあ 意識の中の蜃気楼
揺らめく影 どんな時にも
見える君を信じて進もう

You may never know この街の喜びも悲しみも
You may never know 僕が起こす成功も挫折も
You may never know 伝えられなかった感謝の意を
You may never know 腕のなかで 今 安らかに眠れ
You may never know 残していった家族の未来を
You may never know 残された時間の大切さを
You may never know 君が残してくれた言葉の偉大さを

You may never know

安らかに眠れ

Rest In Peace
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