バケーションに沿って

アホみたいに悩んでばかり
身体中を巡った
血液のストーリー

出し抜けに祈ってばかり
この空の色も
本当は違うかも

飽き飽きしちゃうわ

バケーションでも
秘密でしょ?
夏が通り過ぎても
干したての
タオルでも
白く染めていって
夜は長い
鏡の奥に光る花火

ウソみたいに晴れた朝に
冷めたピザ頬張って
シェイク流して fly

ポケットには思い出せない
コーヒーのレシート
よくわかんないチケット

出口もないや、なら
それもいい
ボリュームをつまんで

バケーションでも
秘密でしょ?
夏が通り過ぎても
干したての
タオルでも
白く染めていって
夜は長い
鏡の奥に光る花火

漂って 巡り合って
気になって 汚し合って
取り合って 分かち合って
飛び出して また戻って

魔法なんてもう
どこにでも
あってないようなもの
ありがとう
小説の
中にいるふりをして
傷の中の
火は落書きの
ように見えるけどずっと
燃えていて

甘くゆらり
ねえ楽しいね
踊る二人
いつかのシーン
今日は素面で
いたいのになあ
どこなの?
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