なんもないアンモナイト

なんもないアンモナイト 今日も日本海でバイト
深海は暗いの 助かるチョウチンアンコウのライト

なんもないアンモナイト バイト先までは毎度
対馬海流にride on 今日も賑わう海路

なんもないアンモナイト 海流があったかいの
ポカポカで最高 ウトウトつい寝ちゃいそう

なんもないアンモナイト 視線を感じる背後
後ろ振りむくちらりと そこにはエイと貝と熱帯魚

がぽつり聞き慣れた内容 「絶滅したんじゃないの?」
おばけを見るような態度 ああまためんどくさいの

なんもないアンモナイトは言う「海は広く深い」と
「私は確かにアンモナイト だからって特になんもないの」

私はアンモナイト ちなみに父も母も兄も
祖父も祖母も友も従兄弟達も みんなアンモナイト

なんもないアンモナイト バイト先はバスガイド
お客さんのメガロドンが来場 今日も頑張らないと
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