ザクロ

沈まない太陽信じたまま
永遠を見てる赤い血に咲く花
「キスだけじゃ分からない景色が見たい」
眠らない夜が目を醒ます瞬間

逆さに見るクセが抜けない
溺れそうな身体
踏みしめた足元の砂が
風に舞いながら染み込ます灼熱
紫のザクロに魅せられ
呼び覚ました記憶
古の物語で見た
伝説の少女あたしに移ってく

もう土にも還れないのなら眠らずにいたい
ねぇ罰を受けた少女手に
繰り返すものに目を開けて

沈まない太陽信じながら
永遠を見てる赤い血に咲く花
「物みたいに欲しいよ」って息をとめた
眠らない夜と走り出す瞬間

あたしの心の仕業でしょう?
終わらない熱病
夢の中でまで君を見る
肌の下から騒ぎ出す情熱

もう土にさえ還れないとしても
汚れるはずのない
あぁ赤く透き通る少女手に
眠らない夜に口づけて

沈まない太陽信じたまま
永遠を見てる赤い血に咲く花
「キスだけじゃ分からない景色が見たい」
眠らない夜が目を醒ます瞬間

「最後まで美しく咲きなさい」
あの日履いたくつよ
鮮やかに生まれ変われ

失うだけの涙など感じる為じゃない
あぁ夢と現実がやけに胸を刺してくる物語

沈まない太陽信じたまま
永遠を見てる赤い血に咲く花
「キスだけじゃ分からない景色が見たい」
眠らない夜が目を醒ます瞬間

沈まない太陽信じながら
永遠を見てる赤い血に咲く花
物みたいに欲しがって息をしてた
眠らない夜と走り出す瞬間
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