生きるということが再放送みたくあれば

生きるということが再放送みたいに
ハッピーエンドだってもう知ってたら
悲しい今日だって必要なことだって
演じられるのかな

「なぁお前は一体何がしたいんだって?
そんな事はこっちが聞きてぇくらいだ」
そんな風に着地地点の見えない
ジャンプを強いられて
ここまでやってきたけど

小さな頃はやりたいってことがあって
今思えば馬鹿げたことだけどさ
明日に怯えて足踏みしてる
今の僕と比べたら全然輝いてたな

何のソースもない暗い未来を
憂いていてもしゃあねぇ

生きるということが再放送みたいに
ハッピーエンドだってもう知ってたら
悲しい今日だって必要なことだって
演じられるのかな
そんな気もしてくる

教科書、授業、テストに今までの経験
そんなものだけじゃシナリオは見えないぜ
何も判りゃしねぇ
そんな日々だからこそ
靴紐結ぶフリは
もうやめにしようぜ

僕らは何かと未来を知りたがる
正解があるような気がして

生きるということが再放送みたいに
一つの物語だとしたら
当たり障りのない日々の繰り返し
をみせられるのもやだろ?
さぁ面白くしようぜ

無謀だと言われようとも
お前自身がこれからを
どう思い描くのか
それこそが今分かる
「未来のすべて」だ

だから一生懸命

生きるということは
ラクじゃないだろうけど
結末はその先にあるんだよ
何が起ころうとも
全てはいつの日かへの伏線になんだぜ

生きるということが再放送みたいに
ハッピーエンドだってもう知ってたら
そんなのつまらないだろ?
これからの未来に希望を抱いて
いいか?今を生きてくんだよ
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