果て描く真っ平な日差し

どちら側にも嵌められながら某かを選択
尾を引いて至る今に風が吹いた
斜に構え 天命が下り ぐっと強く
経験則の順序

どうか 1人でやってくれ フィナーレに向けての失策
嫋やかで健やかなるような踏み外し
鬱々と掬われた足下を見る

無意味だろう感覚 喩えるほど
左胸の穴埋めをするように揮う
障りのない程度を

果て描く真っ平な日差し
いずれかは 5日の問答 無用に
こんなもんでどうだろう
引き続き紛らわす時間

手繰り寄せたつもりはない危なげな明日が
今のところ上書きされ遮るものを助長するように

雲間から真っ平な日差し
やめてしまう訳にもいかず
まあ そう気張るな 流れ流され
言い聞かせて 信じきれずに

何を言っても叶わない 要約できない
春は名前だけを残し いつの間にか無い事になった
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