ひるねの国

思い出の画 布を掛けて
川に流しましょう 一人で
魚が跳ねる 逃げる様に
ぴちゃぴちゃ遠くまで
流れ着いた海の中で
溶け出た絵の具が混ざって
貴方みたいな色になる
澱んで澄んで濁って鮮やかで

死を求める病原体
生温い言葉達の群れ
そんな事など無問題
私だけを見て

うねりだした言葉
酸素を奪う
崩れてた 知っていた
いつかは弾け飛ぶ事
3.2.1ぱんっ

曝け出した傷更に抉って
繊細に堕ちていく最中だって
静観 手を伸ばされ続けた
ゴウゴウと音が鳴り出して
唸って叫んで海に飛び込んで
藻掻きながら悦に浸って
そんな日常

を殺して face to face 響くフレーズ
アホしかいない会話
晴れきった空が鬱陶しい
5秒間目を閉じるフェーズ カーチェイス
命を感じるの
雨が降った 海が深く 赤く 飛沫をあげていくの

紙を求めた病原体
傷だらけ嘘っぱちの胸
この周期の最終回
人生一つ供えよう橋の上で

うねりだした言葉酸素を奪う
崩れてた 知っていた
いつかは弾け飛ぶ事
3.2.1ぱんっ

曝け出した傷更に抉って
繊細に堕ちていく最中だって
静観 手を伸ばされ続けた
ゴウゴウと音が鳴り出して
唸って叫んで海に飛び込んで
藻掻きながら悦に浸っていたの

ただ手を取りたくて
愛してみたくて
それでもそれでも人間だった
海を超えて 青を超えて 私は彼
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