祈り

ぼんやりソファーに 体横たえ
付けっ放しのキャンドル 光失う時刻
どうして涙が一筋頬を伝う 蘇る記憶

大切な人 大切な時間
時に光になって 離れていく

僕は空を見上げて 大きく深呼吸
愛は届くだろうか あなたに届くだろうか

ゆっくり重なる影を追いかけ
ひたすらに歩く 眩しい日差しの中で
どうしてこんなに 当たり前のことさえ
辛い時があるの

大切な夢 大切な気持ち
泣き出しそうな心 見つめている

僕は後ろを向いて ゆっくり前を見る
きっと大丈夫だと 大丈夫なのだと

祈りはきっと届く 僕は信じている
見えない力になる 見えない砦になる

そして僕らは明日も 生きていくんだ
一度だけの人生 抱きしめるように
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