深夜3時

綺麗な思い出が
綺麗なまま消えてく
君のその笑顔は
もう忘れてしまおう

枯れ葉が埋め尽くす季節に
一緒に歩いた道
だけど手も繋がずに
君の瞳は空を見てた

数ミリから数センチ
離れ出した距離に
ずっと僕は
気づいていたんだよ

出会ったことすらも
幻だったと思うことにするよ
さようなら二人の日々
さようなら

なんでお揃いなんか
買っちゃったんだろうね
捨てるとき腕がゴミ箱を
行ったり来たりするよ

好きな気持ちだけで
私は歩いていけるって思ってた
時折見せる寂しそうな
あなたの顔をただ見つめた

今眠れないんでしょう
私も一緒だよ
きっと胸の奥は同じだよ

だけど選んだこと
もう電話してこないでね
言って? “さようなら”
出来るでしょう
あなたなら

さようなら

数ミリから数センチ
離れ出した距離にずっと
私も気づいていたんだよ

あの日歩いた道を
あの日見た青い空を
伝えそびれたことを
またいつか

今眠れないんでしょう
私も一緒だよ
きっと胸の奥は同じだよ

だけど選んだこと
もう電話してこないでね
深夜3時に
もうやめてね
さようなら
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