どうしてこんな

どうしてこんな 君はいつも
すれちがった こえ きこえるの
その罪に気づかないから
悲しい瞳してるの

やりきれない物語には
伝えたいことをさがして
なによりも 大切な
みえないもの たしかめて

愛しあっても まだ まだ 足りないくらいに
許しあっても まだ ひとりきりになったら
うごけなくなる
どうしてこんなに

どうしてこんな悲しいほど
戸惑ってる君がみえたよ
いたずらに傷ついたのは
誰のせいでもないよ

落ちてゆく 時計の中に
変わらないものをさがそう
優しさにつつまれながら
かわらずにあるはず

愛しあっても まだ まだ 足りないくらいに
暖めあっても まだ ひとりきりになっても
孤独に気づかないほど
空の青さのように
強く思って
どうしてこんなに
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