愛の波

誰にも彼にも 待てど暮らせど備わらぬ愛の波
わかんないことはワガママに。
さみしい人だけが let me be おともだち

あなたと別れて時間ばかりが余るな 馬鹿らしい
好かんな、好かんが掴んだあの恋で私はできている

どれだけ暮らしが惨めだとしても
せめて言葉と想いは使い果たしてゆくよ
誰かに届けているつもりでいて、
まだ大丈夫?ってじぶんに訊いていたんだな
「もうやめとくかい?」あなたを、まだ好きみたい

雨にも風にも負けど 恨みに鳴らさせるな愛の鐘
混ざんない都会のザラザラに抱かれ泡になる

どれだけ暮らしが惨めだとしても
愛してしまうのだ。思い出と未来ったらしの自分
「まさかね、ごめんね」さよなら きらいなひと
もう大丈夫!って気分にしていたのにな
静かに、最終回で流れる歌を選んでいる

覚醒の仕草で拡声の気疲れにも慣れ
誰もが一つの波の音に委ねた
間違いだらけ 交わる影
日々はすれ違う悲しみだけ?

どれだけ祈りが不甲斐ないとしても
せめて言葉と想いは使い果たしてゆくよ
「もうやめとくかい?」あなたを、まだ好きみたい
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