ステーキランチ

日の暮れかかった街
皆んなの愚痴でグレーになった空
こっそりとオレンジに染め変えてやろう

君と僕の間に流れる甘い幸せの風
手を繋ぐの飽きたかい?
なんて まだまだ言わせるつもりないけど

たまには良いよねって君が言うから
路線バスなんて乗ってさ 遠回りして

君と居れば 僕らしくて
丸裸になった だらしないハッピーな笑顔が
鏡なんて見なくても よく分かるんだ
苦しい時も 救われているよ
君という存在だけで

ムカつく上司の話 聞けば聞くほどに
僕の方がムキになって
「まぁまぁ」ってなだめられて
「あれ?」って変な感じ

Webサイトで調べた店は休みだったね
たまたま隣にあった小洒落たカフェで
かなり遅めのランチ

特別なんかじゃないって事は 僕にも分かっていて
それなのに今日も またちょっと
君の好きな所が増えたよ

あの日 君が残して僕が食べたステーキランチ
その後 平気な顔してプリン頼んだ
宇宙一の笑顔で

君と居れば 僕らしくて
丸裸になった だらしないハッピーな笑顔が
鏡なんて見なくても よく分かるんだ
まだ見たこともない僕が居るんだろう

今までの僕を繋いで
やっと 全ての点が線になって行く
綺麗な星座のように光ってるかな

「運命」とかいう目に見えないもので
僕らは結ばれてんだ きっと Yeah!!
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