わたしのリンゴ

ひとくち齧った赤いリンゴのフレイバー
広がっていく幸福 キミとの日常
きっと正しいの 違いないや
ひとりごと飲み込んだ

偶然じゃ片付かないバランスで
私たちは日々を描き出す
くだらないことでまた笑っては
増えていくアルバムの写真たち

あなたのその視線や素振り
どこかで気づいていたの
その気持ちに寄りかかってた
一歩踏み出せない それだけ
理由なんてそんなもんで
キミを選んだ

ひとくち齧った赤いリンゴのフレイバー
広がっていく幸福 キミとの日常
きっと正しいの 違いないや
わたしがそう決めたから

少しずつ形を変えながら
変わらずに転がる日々
何気ない一言 抱えては
誰にも言えず化石になる

きっとこれが普通のストーリー
何も悪くないでしょう?
確かに満ち足りた毎日
あなたの笑顔を見るたび
心臓の奥の方が冷たく鳴り出す

想像してみる青いリンゴのフレイバー
心地よく響くあなたとのハーモニー
美化されたビジョン 違いないや
自分勝手は分かってるの

表裏一体の裏側で 不完全なまま育って戻れない
後悔とかじゃなくて もしも、でもなくて
ずっと刺さって残って

知ることのない青いリンゴのフレイバー
夢の中 何度も繰り返したけど
答えはいつも変わらないや
ごめんね、このまま

思い切り齧った赤いリンゴのフレイバー
広がっていく幸福 キミとの日常
きっと正しいの 違いないや
わたしがそう決めたから
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