Bear

ずっとあの頃の記憶だけじゃ やっていけない
ならいっそ呑み込んでくれないか 全て

喉の奥まで出かかっていた台詞を 呑み込んでも
消化しない 夏の終わり 夕暮れの海岸線

あの頃の僕等を
誰のせいとも言えないような
真実だけを探していた

ずっとあの時のまま 変わらないものもあれば
お構いなく進んでいく時間にも 気づかないふりをしていた

受け入れるよ何もかもを 喉の奥が熱くて痛いよ
泣いたってしょうがない でも滲んでいくの
自分より大きな影

あの頃の僕等を
誰のせいとも言えないよな
真実だけを探していた

この空見上げても あの日には続かないけど
“同じ空”を見上げているだろう
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