いつかそんな風に言えたなら

どうしてだろう 思い出すのは
別に何があったわけじゃないのに

風の落書きのせいか
不意に戻されたあの日
君が好きだった花が
同じように揺れても

君がもういないんだよ
なのにさ ほらまた あまりにも
優しい目で笑うから
全部に君が染みついちゃってる

どうしてるかな ちゃんと笑ってるかな
一人でしんどくなってないかな
いらない心配かな

ハートがちぎれちゃいそうだ
この痛みには慣れないな
思い出すだけで 止まらなくなる
あの日々が

どんな色褪せても
あれは本当だよ
だから消えないまま

胸の奥の方で今も
大事にしまってる 君のこと
もう会えないのもわかってる
だからこんな風に思うのかな
なんでもないさ なんでもない
笑ってね
変わらないでね
元気でね
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