もんしろちょう

夕ぐれどき ゆきかう人 とり残されたみたいで
間違えたよなふりして 君に電話した

眠たそうないつもの声 とてもとても愛しくて
受話器を耳に押しつけた 愛がこぼれぬよに

あぁ いますぐに あぁ 会いたくて

時はさざ波のように 2人揺らし続けるから
もっと近くにいないと 不安になります
長く夕闇にのびた はかない影の上に一粒
涙がにじむ

空を舞うもんしろちょう 追いかけていた君の
無邪気なその横顔に 恋をしたんです

あぁ 会いたくて でも 会えなくて

きっと流した涙も 数えきれないさびしさも
いつか2人の未来を色づかせてゆく
だけど夕闇にのびた 独りきりの影を見てたら
涙がにじむ

時はさざ波のように 2人揺らし続けるから
もっと近くにいないと 不安になります
長く夕闇にのびた はかない影の上に一粒
涙がにじむ
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