淡い

隠れてたのは意味はないし
バラバラにほつれた裾で歩く
私は何処へ向かうのだろう
それだけの些細な日常

錆び付いた髪の隙間に見た
この世界にぼやけそうでも

今日だって巡り巡る日々の中で
昨日を繰り返しそうだって
急がなくてもいいや
いつか来る明日へ ハロー

忘れていたいのに卑怯な程に
縁取られた 君の匂い

去年のカレンダーと睨み合って
ただ互いに少し丸くなって

そうやって燻り眠る日々に
「またね」ばかり思い出しそうだ
なんて愛しいこの光芒は
いつか来る明日への魔法

僅か時を止めるよう瞼に描いた昔話
祈りは淡く彼方 夜を這ってまた歩いて行く

今日だって巡り巡る日々の中で
昨日を繰り返しそうだって
急がなくてもいいや
いつか来る明日へ ハロー

そうやって燻り眠る日々に
「またね」ばかり思い出しそうだ
なんて愛しいこの光芒は
いつか来る明日への魔法

いつか降る君の魔法
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