深呼吸

そう 静かに息をひそめる夜に
もう 何かに怯えないで
誰かの傷跡はまだ癒えぬけど
季節がめぐるたび
ぬくもりは蘇る

聴こえるララバイ

大人だとか
平気なふりしないで
完璧な教科書などないんだ

その胸を満たす雲を
吐き出せば見える空を
追いかけ続けた 迷いを知らぬ瞳で

ねぇ 言い訳ばかりしてきた なのに
ねぇ そんなに楽じゃないね
涙を 星影が揺らす
そしてまた 歩きだす

さよならじゃない

今日の先に
明日があるならば
つまらないプライドは要らないさ

ありふれた日々のなかで
ありがとう 愛してると
口ずさむメロディ 生まれたままの言葉で

きっと溢れてる 光が

大人だとか
平気なふりしないで
完璧な教科書などないんだ

大人だとか
平気なふりしないで
完壁な教科書などないんだ

その胸を満たす雲を
吐き出せば見える空
追いかけ続けた 迷いを知らぬ瞳で

ほら 深呼吸して
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