哀しい予感

ろうそくを揺らす エピローグ
さよならは時を 眩ませる

眠れぬ羊ね 夜空に並ぶ
兵隊たちが 左腕をわたったら

哀しい予感 心を染めて
とどめをさすのは 冬のつれないため息ね

おとぎ話のあと 集う
留守番に慣れた 子供たち

大人になると 翳りまで知って
頬の上の星座が 音をたてて 流れる

哀しい予感 抱きしめたけど
心はごまかす事を 教えてくれないの
哀しい予感 顔をだしても
忘れないでいて 冬のひだまりの様な日々
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