未熟

「一緒に帰ろっか」明るくて 優しい笑顔に
そっと心を惹かれていた
雨上がり線路沿いの道 水たまりかわして
彼女 送り届けた僕は 少し誇らしかった
まだまだ未熟者だよ 制服着ていないだけで
いいぞ いいぞ あの頃の僕
はじめての恋 はじめてのせつなさ

欄間を塞いでいる ロックスターのポスター眺めて
ずっと心を悩ませた
楽器屋の店長に頼んで教わった9thで
彼女の曲作った僕は 少し誇らしかった
まだまだ未熟者だよ
コード譜くらい書けるけど
いいぞ いいぞ あの頃の僕
はじめての憂い はじめてのくやしさ

まだまだ未熟者だよ
うらやましいほど真っ直ぐに
走り去った青い日を
忘れたくない あの感情を

まだまだ未熟者だよ
制服着ていないだけで
いいぞ いいぞ あの頃の僕
はじめての恋 はじめてのせつなさ
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