白衣のひと

この山を越え 雨がやんだら あの人に逢いに行きたい
この谷を抜け 夜が明けたら あの場所へ行こう

未来の中へ
続くこの架け橋
渡りきるまで

どんな時にも 手を繋ぎ
胸の鼓動を確かめて
話を聞いて 声を掛け
前を向かせてくれました

その手は 明日の光

この布たちを命の側に
寄り添える 白衣に変える
一目一目に宿る力を 命の声を

信じるように
続くこの架け橋
渡りきるまで

笑顔のために この日々の
時の楔を 守り抜く
そんなあなたを抱きしめて
白く清らな盾になる

そんな私でありたい

人はどこから生まれ来て どこへ還ってゆくのでしょう
その始まりと終わりには 心と心

どんな時にも 手を繋ぎ
胸の鼓動を守りたい
共に泣き 喜び 出会い

命の輪を巡りゆく

その手に明日の光を

この鼓動は語り続ける
ありがとうと ありがとうと
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