Curtain Call

人の目ばかり気にして 当たり障りない
役を演じてきたんだ
スポットライトなんて似合いはしないと
勝手に決めつけていた あなたに出会う前は

眩しすぎるくらいの 真っ直ぐで正直なあなたに
似合うように 僕のそのままで
背伸びもしないで 舞台に上がれたら

あなたに会う時だけは 主役でいられるような
気がするんだよ 優しさに触れて
あなたのたった一つの拍手を浴びられるのなら
どんな日々も越えられる

眩しさに隠れていた あなたのこと
周りの“当然”が出来ずに
照れ笑いで誤魔化しては
その裏で 何度泣いてきたんだろう
誰にも言い出せずに

少しずつ時間を重ねて
あなたは傷さえ分けてくれた
“弱さを強さに”なんて言わないから
僕に守らせてよ

あなたに会う時だけは 主役でいられるように
強くなりたい 愛しさに触れて
あなたの柔らかく溶けた 笑顔を見られるのなら
他に何もいらない

あなたに会う時だけは 主役でいられるような
気がするんだよ 優しさに触れて
あなたのたった一つの拍手を浴びられるのなら
どんな日々も越えられる
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