秋の理由

秋風をただ吸い込んだ
それなのになぜ 涙が出るの?
忘れたい 忘れられない
思い出の歌

仕事終わりの道を駆け抜けてゆく まぼろし
送りそびれて淡くなってしまった 写真

恋だってことは知ってた
君とそれでも一緒に願った
あの時見た流れ星は
今どこで瞬いてるだろう

ハイウエスト シャツをしまって
寒がりなのに寒いのが好き
会いたいね もう会えないね
思い出の季節

物語にはもう登場しないキャラみたいに
記憶の中で生きていくだけのファンタジー

同じ時間が流れてた
君のことならなんでも分かった
あの約束した未来は
今誰と叶えているんだろう

恋だってことは知ってた
いつか終わりが来ると思ってた
でもそれが間違いならと
どこかで期待していたんだ
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