小さな明日

春を集めて 髪をとかす君を
そのまま心に しまってみたい…
ある日、疲れた 僕の胸を洗う
光のしみこんだ 小説みたいに…
テラスにひなげし 飛び交う蝶々と
果てしない 愛と…

いつ忘れた 空のこの青さ
そんな驚きの ひとかけら
さりげなく君は

言葉以外の ひとのめぐりあわせ
いまさら身にしみて 静かな昼さがり…
歩いてくれるね 小さな明日を
くちびるに 歌をおき
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